2010年07月19日

予想外の台風被害

フィリピンから

 今年、初めてフィリピンに上陸した台風2号。それほど勢力は強くなかったものの、気象庁の予報を覆してマニラ首都圏を直撃し予想外の被害をもたらした。

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 マニラ首都圏では、雨はそれほどでもなかったが、風が結構強くなり、夜中の12時ごろにいきなり停電。真夜中の停電では素早い復旧は望めないから、仕方なく寝ることにしたが、窓も開けられず暑く苦しい一夜を過ごした。

 去年、フィリピンには大型台風が相次いで上陸し、マニラ首都圏は洪水被害で散々な目に遭った。そんな教訓もあり、今年は政府もそれなりに備えてあると思ったが、やはり考えが甘かったようだ。今回の台風でマニラ首都圏全域が丸1日停電し、都市機能は完全に麻痺。死者は36人に達し、50人近くが行方不明となる甚大な被害をもたらした。

 台風の翌日、停電で何もすることがないので、ショッピングモールに涼みに行くと、ハードウエア・ショップが大繁盛していた。ほとんどの客が懐中電灯と電池を買い求めている。台風から一夜明けても停電が復旧する兆しが見えないので、長期戦になると踏んだのだろう。

 もう一つ長蛇の列ができていたのが、携帯電話の無料充電ステーションだ。固定電話があまり家庭に普及していないこの国では、携帯電話は家族や親戚との連絡に欠かせない通信手段だ。停電で充電の術を奪われた庶民にとっては、何よりありがたいサービスと言える。

 政府の災害対策があまりあてにならない一方で、いつでも大量の食料を在庫し、大型の自家発電機を備え、どんな状況でもサービスを提供し続けるショッピングモールは、庶民にとって頼りになるシェルターのような存在となっている。

(F)

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sekai_no_1 at 10:40│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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