2010年07月19日

韓国流柔道のすすめ

韓国から

 小6の息子はこちらで柔道をやっている。最初は町内の道場に通い、趣味の域を出なかったが、昨秋の大会に出場した時、柔道強化校のコーチに声を掛けられてその学校に転校し、今では本格的に練習している。

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 親としては「精神的に鍛えられたら」という思いで送っているが、コーチは「中学校は柔道が強い○○に行き、場合によっては日本への柔道留学もいいかもしれない」と、もう柔道選手に育てる計画を立てている。

 本家・日本に一目置いてくれるのはうれしいことだが、「最近は日本よりも韓国の方が強いんじゃないですか」と水を向けると、込み上げる笑いを必死に押し殺しながら「いやいや、まだまだですよ」と言っていた。

 かつて日本は、国技である柔道で圧倒的な強さを誇っていたが、近年はオリンピックや世界選手権でメダル獲得数が減っている。それに代わって台頭してきたのが韓国勢だ。

 確かに息子の練習を見ただけでも、強さへのこだわりが伝わってくる。スケジュールは過密であり、メニューもランニングや筋トレ、組み手はもちろん、中学生を相手にした実戦練習をふんだんに取り入れている。日本では異論も多い体罰もいとわない。忍耐するのが苦手な息子が、いつの間にか厳しい練習に弱音を吐かなくなり、親に対する言葉遣いや態度が大人びてきたのを見ると、「韓国式も悪くないなあ」と見直している。

 ただし、子供に猛勉強を強いる韓国では、全く別の意味で運動する子供がうらやましがられたりする。転校前に息子と同じクラスだった女の子のお母さんから「いいわね、勉強から解放されて」と言われたのだから。

(U)

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sekai_no_1 at 12:27│Comments(0)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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