2010年07月26日

狙われる日本人乗客

フランスから

の睡眠中に現金やクレジットカード、貴金属、腕時計などをバッグなどから盗み、今年1月以降だけでも少なくとも142便で盗みを繰り返していたそうだ。

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 主な標的は日本人の乗客だった。日本人が狙われる理由は、一つは多額の現金を持ち歩いているからだ。

 海外で多額の現金を持ち歩く日本人は多い。とにかく、盗まれることに対する意識は非常に低い。女性のバッグは口が開いたままだったり、機内でトイレに立つのに口の開いたバッグに財布を入れたまま放置したりする乗客も少なくない。

 最近は中国人や韓国人、インド人の乗客などがビジネスクラスに増えているが、彼らは常にガードが堅い。捕まった客室乗務員にとって日本人は、その意味で上客だったのだろう。

 この事件で、もう一つ興味深いことは、保守系日刊紙フィガロが「非の打ち所のないサービスで知られるエールフランスの客室乗務員が」という表現を使い、批判が噴出していることだ。日ごろ、エールフランスのサービスに不満を持つフランス人の友人は「ちょっと待ってくれよ。非の打ち所がないとはどういう意味なの」と怒っていた。

 どちらにしてもエールフランスへのダメージは相当大きい。サッカーのワールドカップ南ア大会で精彩を欠いたフランスに追い打ちかけるような事件だった。

(A)

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sekai_no_1 at 13:55│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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