2010年07月29日
猛暑のモスクワで
ロシアから
モスクワは、おそるべき猛暑に襲われている。例年の夏だと、ロシア人は25度くらいで「暑い〜」「しんどい〜」と不平を言い始める。ところが今年は、30度が当たり前。日によっては35度を突破している。
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モスクワは、おそるべき猛暑に襲われている。例年の夏だと、ロシア人は25度くらいで「暑い〜」「しんどい〜」と不平を言い始める。ところが今年は、30度が当たり前。日によっては35度を突破している。
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さて、未体験の暑さの中、ロシア人はどう生活しているのだろうか? 近所の池に行くと、平日なのに泳いでいる人が数百人もいた。ニュースを見ると、ロシア人はどうやらモスクワ中の池で泳いでいるらしい。一千万人都市の池が、どれほど汚いか、容易に想像いただけるだろう。水の色は緑色。ペットボトルやその他のゴミがプカプカ浮かび、変な臭いがしている。当然、「遊泳禁止!」の看板が立っているが、「赤信号皆で渡れば怖くない」である。
モスクワ中の池で市民が泳ぎまくっているのを止めようとしても、警官の数が足りない。テレビをつければ、毎日「溺死」のニュースが流れている。ひどい時は、ロシア全土で一日70人も亡くなっている。子供が溺れることもあるし、大人がウオツカを飲んで溺死することも多い。運よく溺れずに帰ってきても、危険は去らない。
著名な医者たちは、テレビで「汚染された池で泳ぐ危険性」を訴える。「あらゆる病気になる可能性がある」という。しかし、その声は泳いでいるロシア人には届かない。なぜなら、彼らは池で楽しんでいるので、ニュースを見ないのだ。
猛暑の中、アイスを食べながら自宅でニュースを見ているのは、筆者のように汚い池では泳がない人である。
(Y)
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モスクワ中の池で市民が泳ぎまくっているのを止めようとしても、警官の数が足りない。テレビをつければ、毎日「溺死」のニュースが流れている。ひどい時は、ロシア全土で一日70人も亡くなっている。子供が溺れることもあるし、大人がウオツカを飲んで溺死することも多い。運よく溺れずに帰ってきても、危険は去らない。
著名な医者たちは、テレビで「汚染された池で泳ぐ危険性」を訴える。「あらゆる病気になる可能性がある」という。しかし、その声は泳いでいるロシア人には届かない。なぜなら、彼らは池で楽しんでいるので、ニュースを見ないのだ。
猛暑の中、アイスを食べながら自宅でニュースを見ているのは、筆者のように汚い池では泳がない人である。
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