韓国から
先日、ソウル市内で車を運転していたら突然、サイレンが鳴り響き、走行を制止させられた。聴いていたラジオからは「ただ今からミンバン訓練を開始します」。「ミンバン」とはすなわち民間防衛のことで、全国的に実施される防災訓練のようなものだ。
★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒
人気blogランキングへ
この日の訓練は「敵(=北朝鮮)」の空襲を想定したもので、予告なしの抜き打ち。駆り出された警察や公務員たちによって主要道路では走っていた車がすべて止められ、一部では通行人が地下退避所に「避難」させられた。訓練は15分間で、時間が止まったような錯覚に陥るほど、喧騒な都会が静まり返る。
聞くところによると、同じ「ミンバン」でも防空の訓練は珍しいそうだ。だが、軍事境界線の向こう側からミサイルが飛んで来たり、戦闘機が攻めて来るかもしれないという緊迫した雰囲気はほとんど感じられない。この日は平日で皆、仕事に忙しく、ただ時間が過ぎるのを待っているだけという表情が大半だった。
韓国人の北朝鮮に対する警戒心がいつから緩み始めたのか正確には分からないが、朴正熙大統領が暗殺された後、盛り上がった軍事政権に反対する学生運動が大きな転機になったとする見方がある。北朝鮮に融和的だった金大中・盧武鉉両政権の10年間、親北朝鮮派が各界各層に広がった影響もある。
哨戒艦を撃沈されても国民の3割は「北の犯行とは言えない」と思っているほど、今の韓国世論は北朝鮮に優しい(?)。「そんなにいいなら北に行って住めばいい」という発言が現職閣僚から飛び出すのも無理からぬことか…。
(U)
★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒
人気blogランキングへ
Posted by sekai_no_1 at 14:11│
Comments(0)│
TrackBack(0)