2010年08月30日

海外雄飛する中国人

英国から

 先日、知人宅に来ていた30歳前後の女性の中国人留学生と話す機会があった。5年前にジャーナリストとして英国に来た後、現在は国費留学生の資格を得てウェストミンスター大学で博士コースに通っているとのこと。夫は中国に残し、小学生の女の子を同伴して留学生活をしているという。

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 中国が豊かになるにつれて、中国人の留学生や観光客の姿は英国内でも目立ってきている。例えば、社会科学系ではトップにランクされている大学のロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)への昨年の海外留学生数を出身国別に見てみると、中国は570人(香港の308人を合わせると878人)で米国の1010人に次いで2番目に多くなっている。中国の経済的な勢いが増すにつれて、中国人の海外雄飛熱は高まっていると言える。

 国費留学生なので、中国政府との関係をそれとなく聞いてみると、やはり共産党員であるとのこと。ただ、私生活では儒教文化に従って生きており、多くの中国人のように家族を大切にしているというから、中国古来の儒教が一般的に復活しているらしい。共産主義は体制として受け入れているだけで、イデオロギーとして絶対だと考えているわけではないということだ。

 彼女は欧米社会に住んでいろいろと体験したいようで、娘も英国の普通の小学校に通わせている。こうした海外経験のある若い世代が将来、体制側にそのまま入っていくのか、それとも中国の民主化に積極的に貢献するようになるのかどうかが気に掛かった。

(G)

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sekai_no_1 at 14:17│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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