2010年09月16日

物足りない大統領選挙

ブラジルから

 今年のブラジルは総選挙の年、大統領選挙から地方の議会選挙までブラジル中が選挙一色に染まっている。

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 その中で最も大きな注目を集めているのは大統領選挙だ。絶大なカリスマ性からブラジル国外にも広く知られる現職のルラ大統領の国内支持率は8割近くに達しており、次政権への期待と注目もいや応なしに高まっている。

 現在、来月の大統領選挙に向けて世論調査でトップを走っているのは、ルラ大統領が正式な後継候補として支持するジルマ・ルセフ前官房長官。当選すれば、ブラジル初の女性大統領が誕生する。ルラ大統領も、当選時はブラジル初の黒人かつ貧困層出身の大統領が誕生したとして大きな驚きをもって伝えられた。

 次点は今回も立候補した元サンパウロ州知事のジョゼ・セラ氏だった。同候補は閣僚経験もあり、経歴と実績では与党候補を大きく上回る大物候補だ。

 今年の大統領選は政策論争が乏しい。短期の支持率アップを狙った人気取りが目立つ。選挙戦開始前のルセフ候補の支持率は、セラ候補に大きく差をつけられていた。しかし、選挙公示後メディア露出が増えると同時に、同候補の支持はうなぎ上りに上がっていった。

 もちろん、優秀な選挙スタッフなど様々な要因はあるのだろうが、外交・経済ともに存在感を強めているブラジルという国の影響力を考えると、今回の大統領選挙に何か物足りなさを感じるのも事実だ。

(S)

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