2010年12月20日

壮大な夢追う宅急便

シンガポールから

 宅配便最大手のクロネコヤマトの宅急便がマレー半島を北上しようとしている。

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 今年1月にシンガポールに進出し地歩を固めたクロネコヤマトは、来秋にはマレーシアにも進出する予定だ。クロネコヤマトは日本で培った「時間帯お届け」や「冷凍・冷蔵対応」「代金決済」といった高品質サービスを競争力に、高所得層人口の多い都市国家シンガポールで健闘。クロネコヤマトはシンガポールでの市場シェアを10年後には50%まで拡大させると鼻息は荒い。

 シンガポールではこれまで、宅配サービスがなかったわけではないが、運転手の教育やデリバリーの質が顧客の高い期待には応えていなかった側面があり、クロネコヤマトはその隙間を埋めることで東南アジアの富裕国家シンガポールでの日本型宅配事業を定着させたい意向だ。

 さらにクロネコヤマトの夢は、シンガポールと同時に進出した上海とシンガポールを結ぶアジア物流回廊の構築だ。中国では高速道路網が整備され、ラオス国境まで延びている。来年にはラオス国道3号とタイを結ぶメコン川の橋も完成することから物理的には、北京からシンガポールまでが高速道路で結ばれる予定だ。こうした高速道路のインフラ整備をベースに、東南アジアと東アジアを結ぶ宅急便物流網を早期に整備したいというのがクロネコヤマトの夢だ。

 東欧の欧州連合(EU)加盟を皮切りに欧州の物流網をいち早く整備したのは日本通運だった。21世紀の世界経済の牽引役が見込まれるアジアの主戦場で、クロネコヤマトだけでなく佐川急便なども巻き込んだ“物流網整備戦争”が熱い火花を散らしている。

(T)

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sekai_no_1 at 10:54│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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