2010年12月27日

寒波でもストライキ

フランスから

 欧州を襲う寒波は断続的に大雪をもたらし、クリスマス休暇での移動客が多くの空港で足止めされた。フランスでは寒いクリスマス時期にカリブ海の仏領マルティニックやドミニカ共和国のビーチで過ごす人が最近増えているそうだが、目的地に行くのを諦めた人も少なくなかった。

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 国内線・国際線ともに欠航が相次いだため、空港内には夜を過ごす利用客のための簡易ベッドが設置されたりもしたが、フランスらしく、どこの空港でも、当局の公式説明がなく、混乱に陥った。

 しかし、この混乱に追い打ちを掛けるようなことが、南仏のマルセイユ・プロバンス空港で起きた。何と大混乱の最中に空港の警備職員が待遇改善のストライキを始めたのだ。それも大雪がいったん収まり、太陽の光が見え、空港が稼働し始める矢先だった。

 警備職員のストライキとなれば、空港は機能停止状態に陥らざるを得ない。これには我慢強いというか、のんびりしているフランス人も怒り心頭で、空港職員に向かって怒鳴り散らす利用客も少なくなかった。

 フランスに長年住んでいると、この国では自らの利益を主張しなければ、不利益を被るという考えが非常に根強いことが分かる。

 一方で、一般市民に迷惑を掛けるのも平気という感覚は、日本的には理解に苦しむ場合も少なくない。ただ言えることは、誰もがせかせか働いておらず、余裕があるという環境もあることだ。大雪とストの組み合わせは、さすがフランスというしかない。

(S)

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sekai_no_1 at 11:32│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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