2011年01月10日

「欧州の王室」事情

オーストリアから

 欧州の王室では今年、2組の結婚式が予定されている。モナコの大公アルベール2世(52)と英国でのウィリアム王子(28)だ。英国では既にロイヤル・ウエディング・ブーム。気の早い経済学者はロイヤル・ウエディングの経済効果を算出しているほどだ。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ


 スウェーデンでは昨年6月に平民出身のダニエル・ウェストリング氏と結婚したビクトリア王女の国民的人気が高い一方、女性問題でスキャンダルが発覚し、人気を落としたカール16世グスタフ国王の退位を要求する声が高まっている。

 「ビクトリア王女が女王に就任すべきだ」という世論調査結果が公表されるなど、王室は揺れている。

 スペインの国王フアン・カルロス1世は2007年11月、チリで開催されたイベロアメリカ首脳会議で自国の前首相を批判するベネズエラのチャべス大統領に対し「黙れ」と一喝して男を上げた。一方、フェリペ皇太子夫婦の危機説が流れている。レティシア妃は離婚歴があり、結婚後もいろいろとうわさが絶えない。

 ノルウェーのホーコン皇太子と01年8月に結婚したメットマリット妃の場合、シングルマザーで麻薬摂取歴があるだけに、結婚前に批判があったが、不祥事を国民の前に告白したことから国民の間で人気が急上昇した話は有名だ。国民はメットマリット妃を「現代のシンデレラ」と呼んでいる。

 欧州の王室には少々人間くささが漂っている。

(O)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


sekai_no_1 at 11:19│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ