2011年02月21日

相次ぐカージャック

フィリピンから

 このところマニラ首都圏では、カージャックが大きな社会問題となっている。新車販売が好調な伸びを示すなど、自動車の普及に拍車が掛かる一方で、これ狙った犯罪も増えている。

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 犯行も大胆かつ巧妙になっている。最近相次いだのは、カーディラーに試乗を持ち掛けて銃で脅し、そのまま車を奪うという手口だ。同乗していたディーラーは殺害され、地方で遺体となって発見された。一連の犯行には犯罪組織が関与しているとみられており、業者側は販売員を銃で武装させるなどの対応を迫られた。

 ほかに頻発しているのは、ターゲットの車に別の車を接触させ、ドライバーが確認のために車外に出てきたところを銃で脅し車両を奪い去るという手口。特に深夜便で到着した空港利用者が自宅に向かう途中で被害に遭い、車と一緒に貴重品や現金などを根こそぎ奪われるケースが相次いだ。

 このようなカージャックが繰り返される背景には、偽のナンバープレートが横行するなど、窃盗車両を流通させやすい環境が大きく影響している。マニラ首都圏で盗まれた車両は、地方に運ばれ車体番号を偽造してそのまま売り払われたり、分解されて部品として売られたりする。特に人気の高いスポーツ用多目的車(SUV)が狙われる傾向にある。

 警察当局の取り締まり強化にもかかわらずカージャックは後を絶たず、面目を潰された警察は責任者を解任するなど、組織の引き締めに躍起となっている。警察は市民に対し、車両への防犯装置の設置を奨励する一方、カージャック犯が銃を所持していることが多いことを踏まえ、万が一遭遇した場合、抵抗せずに車を明け渡すよう呼び掛けている。

(F)

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sekai_no_1 at 11:15│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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