2011年02月28日

風水師

タイから

 東南アジアでは、何かと占い師が重宝される。政治家も占い師のお告げ通りの時間に家を出たり、選挙や政治日程を組んだりもする。大手財閥の中にも、風水師に本社ビルのデザインを依頼したり、契約書調印の方角や日時を決めてもらったりするところもある。

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 財界人の中には、運勢を呼び込むため風水に合わせ、顔を整形した人もいる。財界や政界、軍の高官なども、専属風水師や占い師を持つのも珍しくない。とりわけミャンマーやタイで、この傾向が顕著だ。

 さてタイ政府はこのほど、バンコクのタイ首相府に風水師を招き、庭の植木のデコレーションを変えた。タイ政府はカンボジアと世界遺産指定のクメール遺跡プレアビヒア寺院周辺で戦闘が勃発した上、政府の対応を「弱腰」と批判する反タクシン元首相派「民主市民連合(PAD)」の抗議活動を呼び込む格好になり、「弱り目にたたり目」といったところだ。

 総選挙を今年、迎える政権与党民主党とすれば、内憂外患の崖っぷちからの脱出の望みを風水に託したもようだ。通常、こうした行為は、溺れるものは藁をもつかむとばかり、迷信に頼る政権の弱さと見られがちだが、東南アジアではそうしたことはなく、民衆も自分たちと同じ行動原理とみて許容するところに異国を感じる。

(T)

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sekai_no_1 at 10:12│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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