2011年02月28日
キリストの「暗号」解明
オーストリアから
英国の作家マーク・ギブス氏が著書「聖家族の秘密」(Secrets of the Holy Family)で、2000年間、秘密にされてきた「イエスの父親は誰か」を解明し、キリスト教会内外で大きな波紋を投じたが、このほど独語訳が出版された。
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英国の作家マーク・ギブス氏が著書「聖家族の秘密」(Secrets of the Holy Family)で、2000年間、秘密にされてきた「イエスの父親は誰か」を解明し、キリスト教会内外で大きな波紋を投じたが、このほど独語訳が出版された。
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ギブス氏は「メシア・コード(暗号)を、ユダヤ人の伝統に基づき、理性と論理から考えていく」と指摘し、イエスは祭司ザカリアとヨセフの許婚マリアとの間に生まれたと主張する。
ギブス氏は「キリスト教会でいわれてきた聖母マリアの処女懐胎は後日、イエスの神性を強調するためにつくられたもので事実ではない」と述べ、新約聖書「ルカによる福音書」を中心にイエスがどこで、どのようにして生まれたかを冷静な筆運びで記述している。
著者は旧約聖書に登場する信仰の祖「アブラハムの家庭」と「ザカリアの家庭」を比較する。アブラハムには本妻サラのほか、召使いのハガルがいた。ザカリアの家庭には本妻エリザベツと、ヨセフの妻となるべきマリアの3人が登場する。
アブラハムの第一子はサラとの間のイサクであり、第二子はハガルとの間のイシマエルだ。同様に、ザカリアの第一子はエリザベツとの間に生まれた洗礼ヨハネであり、第二子はマリアとの間に生まれたイエスという構図だ。
また、ギブス氏は中世のイタリア人画家パルミジャニーノ(1503〜40年)の「聖家族」など宗教画を例に挙げ、「ザカリアとマリアの関係」を解説していくが、その謎解きはサスペンス小説を読んでいるような迫力がある。
(O)
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ギブス氏は「キリスト教会でいわれてきた聖母マリアの処女懐胎は後日、イエスの神性を強調するためにつくられたもので事実ではない」と述べ、新約聖書「ルカによる福音書」を中心にイエスがどこで、どのようにして生まれたかを冷静な筆運びで記述している。
著者は旧約聖書に登場する信仰の祖「アブラハムの家庭」と「ザカリアの家庭」を比較する。アブラハムには本妻サラのほか、召使いのハガルがいた。ザカリアの家庭には本妻エリザベツと、ヨセフの妻となるべきマリアの3人が登場する。
アブラハムの第一子はサラとの間のイサクであり、第二子はハガルとの間のイシマエルだ。同様に、ザカリアの第一子はエリザベツとの間に生まれた洗礼ヨハネであり、第二子はマリアとの間に生まれたイエスという構図だ。
また、ギブス氏は中世のイタリア人画家パルミジャニーノ(1503〜40年)の「聖家族」など宗教画を例に挙げ、「ザカリアとマリアの関係」を解説していくが、その謎解きはサスペンス小説を読んでいるような迫力がある。
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