2011年03月31日

まさかの時の友は真の友

米国から

 東日本大震災に対し、米国の多くの友人・知人からお見舞いのメールやメッセージを頂いた。ありがたい気持ちでいっぱいである。

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 普段はほとんど会話する機会のない、同じアパートに住むインド人が「家族は大丈夫か」と突然訪ねてきたこともあった。また、初めて顔を合わせるスーパーのレジの店員までも、記者が日本人だと分かると、「本当に悲しい出来事だ」と同情の言葉を掛けてくれた。

 先日訪れたワシントン郊外のショッピングモールでは、義援金集めをする米国人の姿があった。週末返上で日本のために尽力してくれることに対し、日本人の一人としてお礼を言わずにはいられなかった。そこで会話を交わした米国人は、勤務先が記者のオフィスのすぐ近くだと分かり、後日昼食をともにするなど親交を得るきっかけにもなった。

 ワシントンで現在開催されている今年の「全米桜祭り」は、日本支援を前面に押し出している。24日には1912年に日本が贈った桜並木の下を歩くチャリティーウオークが行われ、冷え込む天候にもかかわらず数百人が駆け付けた。

 「日本のシンボルである桜を見てこう信じます。日本人なら必ず立ち上がることができます」。日本語でこう語ったジョン・マロット・ワシントン日米協会会長のメッセージは印象的だった。

 チャリティーウオークに参加した藤崎一郎駐米大使は「『まさかの時の友こそ真の友』ということわざは真実だ」と語ったが、まったく同じ気持ちである。

(J)

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