2011年04月04日

ニュース映像にもお国柄

フィリピンから

 フィリピンでも日本の震災の報道は大きな注目を集めた。とりわけ津波が町を破壊していくショッキングなシーンは、災害慣れしているフィリピン人にも大きな衝撃を与えた。

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 先日、知り合いのフィリピン人と一緒に、テレビで津波の災害映像を見ていると「そんなに犠牲者はいないようで安心した」と、奇妙な反応をされた。

 最初、何を言っているのか理解できなかったが、日本からの映像に人々が波にさらわれたりするような生々しい場面が全く含まれていないので、大半の人々が無事に避難したのだと考えたようだ。

 一方、フィリピンの報道はというと、最近はやっと遺体にボカシをかけるようになったが、それでも血まみれの遺体の一部が映されたりと、日本と比べてストレートなものが多い。

 数年前の洪水災害の時は、増水した川に家ごと流された被災者が、橋の欄干に激突する瞬間をスクープ映像として何度も放映していたし、日常のニュースでも、引ったくりなどの犯人が住人に捕まり、袋だたきに遭う様子がそのまま放映されることも珍しくない。

 このような海外の報道に慣れてしまうと、大災害にもかかわらず遺体が全く映らない日本の映像に違和感を感じるのも確かだ。

 もちろん、どちらが良いかは一概に言えないが、具体的な映像を出さなくても「察する」ことができる日本と、よりありのままの情報を求める国の違いなのだと思う。

(F)

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sekai_no_1 at 10:44│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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