2011年05月30日

出世の秘訣は教会縁?

韓国から

 韓国では商売する人たちの中に、教会に通う人が少なくない。「敬虔なクリスチャン」もいるだろうが、教会人脈を使って自分の店の売り上げを上げようと考える「チャッカリ派」も少なくないようだ。

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 近所の青果店では先日、店の主人が病気で倒れたが、普段から教会に通っていたおかげで信徒仲間が大勢買いに来てくれ、逆に繁盛している。困った時の教会縁である。

 教会縁は商売に限らず出世にも威力を発揮している。中でも有名なのが、李明博大統領の周辺を取り巻く閣僚や青瓦台秘書官たちの中に、李大統領が長老を務めるソウルの所望(ソマン)教会に通う人たちが多いことだ。

 韓国は昔から学閥・地縁を重視する社会だったが、李大統領の側近の場合は、これらに教会縁が加わった。出身校の高麗大学、所属教会の所望教会、出身地の嶺南地方(南東部の慶尚道)が出世の近道だといわれ、頭文字を取って「コ・ソ・ヨン」と呼ばれる。

 最近も内閣改造で指名された環境相候補が所望教会所属というだけで人選されたのではないかと、国会人事聴聞会で与野党双方の議員から批判を浴びている。この候補は李政権発足前後から教会への献金が急に多額になったことが問題視された。経歴や専門性はどう見ても環境問題に明るいとは言えない。

 20年前、韓国に初めて来た頃は、赤いネオンの十字架の多さに「キリスト教が盛んな国」と漠然と思ったものだが、教会が商売や出世の道具にされている現実がちょっと寂しい。

(U)

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sekai_no_1 at 14:54│Comments(0)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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