2011年06月28日

海上防衛の要は“骨董品”

フィリピンから

 南シナ海の南沙諸島をめぐるフィリピンと中国の領有権争いが激化している。軍事力に乏しいフィリピンだが、中国側が設置したとみられる杭やブイを撤去するなど、精いっぱいの対抗措置を行っている。

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 6月中旬にフィリピンなどの東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国が米海軍との軍事演習を行っている最中、中国が南シナ海に3000トン級の大型巡視船を向かわせ緊張が高まった。シンガポールに向かうために南シナ海を経由するだけとのことだが、周辺諸国への牽制であることは明らかだ。

 フィリピン海軍は中国の動きを警戒するため、その旗艦であるフリゲート艦を南シナ海に向かわせた。この艦は名前をラジャ・フマボンといい、第2次世界大戦中の1943年に米国で護衛駆逐艦として就航した旧式艦だ。終戦後に日本の海上自衛隊でも活躍した経歴を持ち、艦齢は68年と博物館に展示されていてもおかしくない骨董品。本当かどうか知らないが、こちらの報道では世界一古い現役の軍艦と紹介されている。

 こんな古い艦が海上国防の要として活躍を強いられる一方、国軍の歴代高官が巨額の裏金作りに励んでいたことが浮き彫りとなるなど、この国の汚職はとどまるところを知らない。ただでさえ少ない軍事予算は、兵士の装備には使われず腹黒い政治家の懐に消える。まずは国内の汚職をどうにかしないと国防も危うい。

(F)

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sekai_no_1 at 10:30│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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