2011年08月01日

国王不在の国会開会式

タイから

 タイ中央選挙管理委員会は7月27日、3日に行われた総選挙で新たに94人の当選を認定した。これで、下院議員は500人中496人が確定し、特別国会を開催してインラック氏の首班指名および組閣ができる体制が整った。規定では500人の下院議員定数の95%に当たる475人以上が確定して初めて特別国会が開催できる。これでやっと期限ぎりぎりの特別国会開催となる。憲法では総選挙投票日から30日以内に特別国会の開催を義務付けている。

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 下院の招集詔書が公布された今回の特別国会は8月1日、ワチラロンコン皇太子の主宰で開会式が行われる。これまでプミポン国王が出席してきた経緯があるだけに、健康状態の悪化が危惧される。

 今回の総選挙で圧勝したタイ貢献党は、最低賃金の大幅な引き上げなどを掲げており、経済界の反発は必至だ。また、タクシン元首相の恩赦問題もいずれ出てくることになり、タクシン元首相が凱旋帰国するようになれば、反タクシン派の黄シャツ軍団「民主市民連合(PAD)」が反発するのは目に見えており、再び国内がタクシン支持グループの赤と反対派の黄に2分される趨勢にある。

 そうした国会的危機を打開し国を一つにまとめていけるのは、プミポン国王しかいないのは誰の目にも明らかで、そのプミポン国王が病の床に伏していることのリスクは大きなものがある。

(T)

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sekai_no_1 at 11:38│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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