2011年09月22日
快適になる率直さ
別に日本人が「ウソつき」というわけではない。ただ、日本人は他人の心を思いやり「小さなウソ」をつくことがある。
日本人は誰かと会ったとき、「お元気ですか」と聞く。すると相手は、その日の調子がどうあれ「おかげさまで」とか、「ええ、元気です」などと答える。
しかし、ロシアでは、たいていは、「ナルマリナ」「ニチヴォ」などと言う。これは、日本語で言えば、「ボチボチです」といった意味。
もし、聞いた方も聞かれた方も急いでいなければ、相手は「なぜボチボチなのか」その理由を詳細に語りだす。
これには、最近モスクワを訪れたシャロン・ストーンも驚いていた。曰く「ロシア人は、社交辞令ではなく、その時の本当の気分を語る。初めて会った人にも」。
別の例を挙げよう。
誰かが外国に行き、お土産にお菓子を買ってきた。それをプレゼントされた人は、「うまい」「まずい」はさておき、必ず「先日はお土産ありがとう。おいしかったです」と言う。
しかし、ロシアの場合、「おいしくなかった。あのお菓子は甘さが足りない」などと正直に答える。
日本人は最初、ロシア人の率直な反応にとまどう。「ああいう言い方はないだろう」と傷つくこともある。
ところが1年もするとすっかり慣れてしまい、正直で分かりやすいコミュニケーションの方が快適になり、傷つくことも少なくなる。
(Y)
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日本人は誰かと会ったとき、「お元気ですか」と聞く。すると相手は、その日の調子がどうあれ「おかげさまで」とか、「ええ、元気です」などと答える。
しかし、ロシアでは、たいていは、「ナルマリナ」「ニチヴォ」などと言う。これは、日本語で言えば、「ボチボチです」といった意味。
もし、聞いた方も聞かれた方も急いでいなければ、相手は「なぜボチボチなのか」その理由を詳細に語りだす。
これには、最近モスクワを訪れたシャロン・ストーンも驚いていた。曰く「ロシア人は、社交辞令ではなく、その時の本当の気分を語る。初めて会った人にも」。
別の例を挙げよう。
誰かが外国に行き、お土産にお菓子を買ってきた。それをプレゼントされた人は、「うまい」「まずい」はさておき、必ず「先日はお土産ありがとう。おいしかったです」と言う。
しかし、ロシアの場合、「おいしくなかった。あのお菓子は甘さが足りない」などと正直に答える。
日本人は最初、ロシア人の率直な反応にとまどう。「ああいう言い方はないだろう」と傷つくこともある。
ところが1年もするとすっかり慣れてしまい、正直で分かりやすいコミュニケーションの方が快適になり、傷つくことも少なくなる。
(Y)
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