2011年10月06日

麻薬戦争の最前線

米国から

 テキサス州エルパソに長い間住む友人と、先日かなり長時間話し込んだ。メキシコ人の移民で奥さんは日本人。故郷メキシコのチワワ州を時々訪問する。

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 最近訪問して戻ってきた日、同州で麻薬カルテルに襲われて6人が殺害された。強気の友人にしては珍しく、身近に迫る危険を恐れていた。弱気になるのを振り払うように、いつも通りメキシコを訪ねるという。

 1年前話した時は、日本の友人から大学生の娘がメキシコを旅行したがっているがお世話になれないかと打診を受けていた。奥さんはメキシコは今危ないから旅行はやめたほうがいいと返事した。

 メキシコ人である友人はそのことにひどく怒っていた。メキシコはそんな危険じゃない。そういうことを言うから、危険だという誇張されたイメージが広まるのだと。この1年間、その分さらにメキシコは危険になったということだろう。

 エルパソに隣接するメキシコの国境の町フアレスは、麻薬戦争で過去5年間に死者4万人を出しているメキシコでも危険な都市の一つだ。昨年3月には米領事館職員家族3人が誕生パーティーの帰りに射殺された。麻薬カルテルによる爆弾テロさえ起こっている。

 9月には、米司法当局が、昨年3月の殺人事件を含む多くの犯罪に直接関与したバリオ・アズテカ・ギャング組織の人員2人が犯行を認めたことを発表した。

 同ギャングは国境をまたいで暗躍する麻薬犯罪組織で、エルパソを含む全米各地の刑務所にも細胞組織を持つ。現在、同ギャングの35人が米当局に起訴されている。まだまだ麻薬戦争は続く。

(K)

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