2011年10月13日

アフリカ大陸初の高速鉄道

エジプトから

 中東・アフリカ地域では最近、デモや集会、衝突、銃殺、発砲など暗いニュースが多かったが、久しぶりに未来に希望を抱かせるニュースが飛び込んできた。アフリカ大陸で初の「高速鉄道」建設がモロッコの北部タンジールで開始されたという。同国最大の商業都市カサブランカまでの全長300キロだ。

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 両都市の中間にある首都ラバトも経由することから、文字通り幹線を結ぶ「新幹線」だ。カサブランカの南西には、全世界からの観光客が絶えないマラケシュがあることから、近い将来にそこまで延びるものとみられる。

 報道によると、タンジールからカサブランカまでは、今まで5時間かかったのがわずか2時間で結ぶことになる。完成は2015年。30年までには総距離1500キロまで拡張するという。

 エジプトでは、首都カイロから主要観光地の一つルクソールまでは10〜12時間以上かかり、アスワンまでは14時間もかかる。アスワンやルクソールから、カイロまで夜行列車を利用する邦人旅行者も少なくないのだが、カイロ到着が、2、3時間遅れることが多い。その分、カイロ観光の時間が窮屈になり、急ぎ足で回らざるを得なかったとの話をよく聞く。エジプトに新幹線ができたらいいのにと思う瞬間である。

 アラブ諸国は概して時間にルーズで、2、3時間遅れはザラだ。だが、高速鉄道が普及すれば、中東・アフリカの人々にも、正確な時間の概念が定着するのではないかとほのかな期待を抱いている。

(S)

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