2011年10月24日

洪水危機の落とし穴

タイから

 毎日のように、タイの洪水被害の実況中継がCNNなどでも報じられるようになってきた。なお東芝、日本電産など約50社の工場がある中部パトゥムタニ県のバンカディー工業団地内の倉庫で火事が発生したとの報道に駐在員たちは、なるほどと誰もが思っている。 雨期や洪水時は、意外と火事が発生しやすいからだ。

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 原理はいとも簡単で、220ボルトの高電圧が一般家庭で使われているタイでは、配電のショートによる火災がしばしば起きているからだ。

 とりわけ水が火災の原因となることも結構多い。わが家でも、うっかり開け放しておいた窓から、突然降りだした豪雨が部屋をびしょぬれにし始めた途端、窓下のコンセントから火が噴き上げたことがあった。

 コンセントの二つの差し込み口に水が入り込むことでショートし、火花を散らしたのだ。幸い、カーテンに燃え移る前に消し止めたから大事にはならなかったが、日本で体験したことがなかった出来事に、高電圧線の怖さをまざまざと見せ付けられた。
 また、次のようなケースも少なからず発生している。屋根裏の配線をネズミがかじってむき出しになった裸線が、屋根が壊れたりした水漏れでショートし火花が散ったりして木材など可燃物に燃え広がって火災になるといったパターンだ。

(T)

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sekai_no_1 at 11:42│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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