2012年01月12日

宗教的なクリスマス

ロシアから

 ロシアのクリスマスは、日本や欧米とは根本的に違う。まず、日にちが違う。日欧米では12月25日だが、ロシアでは1月7日。ロシアはいまだに、ユリウス暦で祝うのである。

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 ちなみに、1917年のロシア革命は、ロシアでは「偉大な10月革命」と呼ばれる。革命が起こったのはユリウス暦を使用していた当時の17年10月25日、革命後採用された世界標準のグレゴリオ暦で11月7日となっている。

 宗教が弾圧されたソ連時代、クリスマスは、ほとんど祝われなかった。最近は、欧米化されて「『ジェット・マロース』(寒波のおじさんの意)がプレゼントを置いていく」などと言う親もいるが、原則はやはり「宗教的なお祝い」なのだ。

 それで宗教心の篤い人は、1月6日深夜、ロシア正教の教会に行き、特別礼拝に参加する。「無神論国家」ソ連が70年以上続いたのだから、「宗教的な人は少ない」と思いきや、どの教会も人であふれている。

 それを見て、歴史を知る外国人は、「なぜロシア人はこれほど宗教的なのか」と驚くことが多い。教会から家に帰っても、喜んで巨大ケーキを食べたりしない。
 テレビをつければ、ロシア正教のキリル総主教の超ロングインタビュー(1時間)が流れている。

 総主教は、最近あった「大規模デモ」から「離婚増加」「インターネット」まで、全然宗教と関係ないアナウンサーの質問にも「宗教的」に回答する。

 ちなみに宗教的でない人は、クリスマスをどう考えているのだろうか。

 これは、非常にありがたく思っている。なぜかというと、クリスマスが1月7日にあるおかげで、ロシアは1月1日から1月7日まで「公式の休日」なのだ。この期間、成人男性の大部分は、好きなお酒を飲みまくって暮らす。

(Y)

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