2012年01月16日

野党指導者に無罪判決

マレーシアから

 マレーシアの野党指導者、アンワル元副首相が、側近の男性との異常性行為の罪で起訴された裁判でクアラルンプール高裁が無罪判決を言い渡した。

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 裁判長は「(証拠とされた)DNAサンプルの完全性に百パーセントの確証は持てない」とし、同性愛行為の相手とされた側近の証言だけで、起訴事実を立証することはできないと結論付けた。

 イスラム教徒が多いマレーシアでは同性愛行為を「異常性行為」として禁止しており、違反した場合は20年以下の懲役が科せられる。

 アンワル氏は与党在籍中の1998年に、通貨危機の対応などでマハティール前首相と対立して副首相職を解かれ、権力乱用罪と同性愛行為による異常性行為の罪の疑いで逮捕、起訴された経緯がある。2004年まで服役したが、同性愛行為については最高裁で逆転無罪が確定した経緯があるが、08年に改めて側近の男性との異常性行為の罪で起訴されていた。

 与党連合、国民戦線(BN)はアンワル元副首相のカリスマ性を恐れ再度、同じ手を使ってでもアンワル元副首相の追い落としに躍起になった疑いが濃厚となった。しかし、当局が狙ったアンワル元副首相のイメージダウンは果たすことができず、逆に判官びいきの民衆の怒りを買った格好になり、今年中にも想定される総選挙では野党旋風が吹き荒れる可能性が高くなっている。

(T)

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sekai_no_1 at 11:13│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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