2012年01月30日

爆発事件に一抹の不安

フィリピンから

 旧正月の白昼にマニラ首都圏の金融街、マカティ市の中心で大きな爆発があり、周辺のビルや駐車してあった自動車のガラスが割れる被害があった。周辺住民は旧正月を祝う爆竹だと思ったらしいが、実は砲弾を改造した爆弾だった。

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 現場はビルの谷間にある空き地で、通勤者たちが近道として利用しており、普段なら人通りは多いが、当日は旧正月で会社が休みだったので、幸いなことに負傷者などはいなかった。日本人駐在員も多く住んでいる地域で、爆発音に驚いた人たちも多かったらしい。記者も何度か通ったことがある場所だ。

 警察の調べで、爆発物は迫撃砲弾が使用された手製の爆弾だったことが分かった。共産ゲリラやイスラム過激派がよく使う手口だが、現場が何もない空き地だったことや、人通りが少ない祝日を狙って爆発させるなど、殺傷の意思がないことからテロの可能性は低いとの見解に落ち着いた。

 しかし、テロリストでもない人間がこういった砲弾を入手し、よく分からない動機に基づいて都会のど真ん中で爆発させるというのは、それはそれで恐ろしいことで、治安に一抹の不安を感じでしまうのも事実。テロではないからといって安心はできない。

 さらに、この数日後には、同じくマニラ首都圏で、警官が不発弾の処理に失敗し4人が死亡する惨事が起きた。マニラでは時々、このような事件が連鎖的に起きることがあり、そのたびに不安にかられる。

(F)

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