2012年01月30日

南北を訪れる中国人観光客

韓国から

 北朝鮮の陸地を目と鼻の先に臨む韓国北西部の「烏頭山統一展望台」に久しぶりに行ったら、長崎県から来た修学旅行の高校生たちに出くわした。この日は視界が良く、向こう側を見る絶好のチャンスだったので、空港に到着した足でそのまま展望台に来たそうだ。

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 校長先生に話を聞くと、もう何度も修学旅行生を引率して韓国に来たとかで、近年は父母は韓流ブーム、生徒たちはK−POPにはまっていることも多くて、京都・奈良などの国内コースよりも韓国の方が人気があるという。

 北朝鮮は今、金正日総書記の死去と正恩後継という激動期。連日テレビで報道される“彼の国”を一目見ようと、生徒たちは思い思いに望遠鏡をのぞき込んでいた。
 修学旅行生たちが過ぎ去った後、今度は中国人観光客の一団が入ってきた。韓流ブームなどの影響を受け、近場で食べ物もおいしい韓国に来るというのは日本人と同じだろうが、一つ違うのは北朝鮮も自由に旅行することだ。

 韓国と北朝鮮の軍事境界線も北側からも見れば、南側からも見る。いったい彼らは、どちらの立場に立って分断の現実を眺めるのだろうか?

 韓国のどの観光地に行っても、大勢いるのは日本人と中国人だが、最近はその量と影響力で日本人は中国人に押され気味だ。自由民主主義という共通の価値観に基づいた「友人」よりも購買力のある「スポンサー」が幅を利かせ始めている、とでも言おうか。

 今月、従軍慰安婦問題の絡みでソウルの日本大使館に火炎瓶を投擲した中国人男性に対し、韓国人たちの本音は「よくぞやった」だったという裏話もある。北朝鮮問題を棚に上げ、こんなところで韓国人が中国人に親近感を覚えてもらっては困るのだが…。

(U)

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