2012年02月02日

カローラが300万円!

ブラジルから

 「住めば都」とはよく言うが、ブラジルは、その風土や国民性から「一度は住んでみたい国」の一つに挙げられやすい国だと思う。退職後の「年金移住」先としてブラジルを選ぶ日本の老年カップルが少なくないことも理解できる話だ。

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 ただし、物事には表裏がある。ブラジルに来た日本人は、治安面での不安に加えて「意外に高い」ブラジルの物価に驚くことが多い。

 日本から来た人にとって、特に理解できないのは工業製品の値段だろう。

 テレビや冷蔵庫をはじめとした家電製品に加え、乗用車の値段が総じて日本の5割増しから2倍近く。仕事の関係で日本からブラジルに赴任した知人は、現地での足にしようと考えていたトヨタ・カローラ(セダン)の新車が300万円を超えると聞いて飛び上がるように驚いた。カローラは現地生産だ。

 こうした価格は、工業税などを含む世界有数の間接税の高さに由来する。米アップルのiPadなどを生産している台湾のフォックス・コン社が、ブラジル進出時に税金免除を受けるため、生産開始を大幅に遅らせてまでもブラジル政府と粘り強い交渉を続けたのは、有名な話だ。

 もちろん、こうした税金の仕組みに生産・消費者の枠を超えた不満の声は上がっているのだが、全般的な工業製品の値段は何年たっても変わらない。

 ただし、こうした一面を考慮しても、ブラジルが魅力ある国であることは間違いなく、底が知れないブラジルの強さだと感じている。

(S)

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