2012年02月13日

動きだす憲法改正

タイから

 タイの連立与党とタクシン元首相派団体の反独裁民主統一戦線(UDD)はこのほど、それぞれ新憲法案を起草する憲法起草議会の設立を求める憲法291条改正案をタイ国会に提出した。

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 連立与党案はタイの全77都県から各1人選挙で選ばれた議員と有識者22人の計99議員からなる憲法起草議会の設置を求めたもので、UDD案は直接選挙で選ばれた議員100人が憲法案を起草し、国民投票にかけるというもの。

 民主化憲法としてお墨付きを得たはずの1997年憲法は誕生から10年後、クーデター暫定政権によって改正された。改憲のポイントは、政党の役員が選挙違反を犯すと、処分されるのはその本人だけでなく所属する党そのものを解党することができると規定した憲法237条と有権者2万人(クーデター以前は5万人)の賛同署名だけで、閣僚の罷免を上院に請求できると規定した憲法122条の2点だ。政党や政権の重みをそぎ落とし、裁判と外圧で牽制できる憲法を改正しないと政権の安定は図れない状況がある。

 なお、反タクシン派の急先鋒である「民主市民連合(PAD)」創設者のソンティ氏は軍にクーデターを呼び掛けるなど、不穏が動きも一方にはあり、憲法改正案次第では一騒動起きる可能性がある。

(T)

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sekai_no_1 at 10:56│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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