2012年02月16日

軍港の町ノーフォーク

米国から

 ノーフォークは米バージニア州の南東部に位置する人口約25万の中都市だ。チェサピーク湾の湾口であると同時に、ハンプロンローズという天然の良港に恵まれていることから、昔から港湾都市、軍港として栄えてきた。

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 ここにあるノーフォーク海軍基地は世界最大の海軍基地である。米艦隊総軍、米海兵隊総軍、米統合軍などが司令部を置く。バージニア州州都リッチモンドから古都ウィリアムズバーグを経て、州最大都市バージニアビーチに向かう幹線道路を走ると、右手に湾を隔てて何十隻もの各種水上艦が並ぶ風景が見えてくる。他の都市では見られない壮観だ。

 この海軍基地の始まりは約100年前に遡る。ノーフォークは、英国からピルグリムファーザーズに先駆けて1607年に入植者が到着したジェームズタウンに近い。ノーフォークの海岸沿いのシーウェルズポイントでは1907年にジェームズタウン入植300周年を記念して博覧会が開催され、注目された。第1次世界大戦中の1917年、博覧会場跡に海軍基地が建設されることになった。現在では、航空母艦をはじめ約80隻の艦船が同基地を母港としている。

 オバマ米大統領は先月、新国防戦略を発表し、軍事戦略の軸足をアジア、太平洋に移す方向性を打ち出した。向こう10年間の国防予算大幅削減の流れの中で、陸軍、海兵隊は規模の縮小を余儀なくされる。中国海軍力の増強を意識してか、最近米軍事専門家の間ではエアーシー・バトル(空軍と海軍の統合作戦)という言葉がよく使用されるが、陸軍縮小を背景に海軍の重要性が一層高まる見通しだ。ノーフォークも一層活況を呈することは間違いない。

(K)

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