2012年04月23日

猛暑対策

フィリピンから

 真夏を迎えたフィリピンでは35度を超える猛暑が続いている。この暑さを庶民たちは一体どうやって、乗り切っているのだろうか。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ


 フィリピンの一般家屋は、マニラ首都圏のような都市においても粗末な造りのものが多い。トタン屋根でしかも天井がない家も多く、直射日光によって熱せられた屋根によって、室内はまさに蒸し風呂のような状態に陥る。しかも日本では考えられないが、隣り合った家屋が壁を共有していることも珍しくない。そういった家では窓が少ないため風通しも極めて悪く、おのずと人々は、涼しい場所を求めて家の外に出ることになる。

 そういった状況で庶民の“シェルター”というべき存在が、各地に存在する巨大ショッピングモールだ。店内のベンチは涼を求める家族連れでどこもいっぱいで、まさに庶民の憩いの場だ。

 さらに常夏のフィリピンでは、とにかく歩かなくてもいいように交通機関が発達している。家を出るとまずトライシクルと呼ばれるサイドカー付きバイクを捕まえて大通りへ。そして手を挙げれば、どこでも止まってくれる乗り合いバスやタクシーに乗って目的地へといった具合だ。こういった交通機関は渋滞の原因ともなっているが、人々の生活スタイルに深く根付いているため、なかなか変えようがないのが現状だ。
 一見、暑さに強そうに見えるフィリピン人たちだが、汗をあまりかかないためか、意外と暑さが苦手というのが記者の見解だ。

(F)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


sekai_no_1 at 10:53│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ