2012年05月22日

経済回復まで休みません

ポルトガルから

 欧州の金融危機で国民経済が厳しい南欧ポルトガルは来年から14日間ある公式祝日から4日間の祝日をカットし、労働に励むことになった。

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 祝日が停止されたのは、共和国樹立記念日(10月5日)、独立回復記念日(12月1日)、カトリック教会の祝日「キリストの聖体」(移動祝日)と「諸聖人の日」(11月1日)の4日。同国政府の発表によると、5年間有効の暫定的なもので、国民経済が回復すれば再開する予定という。

 政府はカトリック教会の祝日を一時停止する問題でバチカン法王庁との間で締結した政教条約に基づき協議を重ねてきたという。その結果、バチカン側が教会祝日のうち移動祝日の「キリストの聖体」と「諸聖人の日」をカットできると自主的に応じたという。

 ポルトガルはスペインと共に、国民の90%以上がカトリック信者の国だ。そのため、ポルトガルの公式祝日は教会の主要祝日と重なる。

 国民経済の回復まで祝日のカットを検討している国はポルトガルだけではない。スロバキアもポルトガル政府と同様、休日のカットを検討中で、カトリック教会関係者と協議に入っているという。

 アルプスの小国スイスで3月11日、法的に規定されている労働者の年次最低有給休暇を従来の4週間から2週間増やして6週間とする案について、その是非を問う国民投票が実施され、約66・5%の国民が有給休暇増加案を否決したばかりだ。

 通常、労働者は職種に関係なく、一日でも多くの有給休暇を願うものだが、欧州の経済危機の時だけに、「休んではいられない」と労働者自身が感じているのだろう。

(O)

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sekai_no_1 at 13:18│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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