2012年06月19日

ロヒンギャ族

ミャンマーから

 ミャンマー西部のラカイン州で、仏教徒とイスラム教徒が衝突。5日間で25人の死者が出たとされるが、関係者によると実際はその10倍以上の犠牲者が出ているともされる。

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 ラカイン州では、イスラム教徒3人が先月末、仏教徒の少女に性的暴行を加えたことをきっかけとして衝突が起きた。

 テイン・セイン大統領は直ちに、これ以上、宗教紛争が拡大すれば治安の悪化のみならず、ミャンマーの民主化そのものにも大きな影響を与えかねないとして、ラカイン州に非常事態を宣言した。

 ただラカイン州の州都シットウェーでは、イスラム教徒のロヒンギャ族がデモを行い、一部が暴徒化し住宅街に放火するなどしている。警察は警告射撃をするなど強硬姿勢を崩さないが、デモ隊を解散させ切れず、事態は収拾できていない。ミャンマーでは、イスラム教徒のロヒンギャ族をバングラデシュからの不法入国者として扱っているだけでなく、ミャンマーの支配集団である仏教徒ビルマ族から弾圧され、ロヒンギャ族が多いラカイン州では地元住民との間に歴史的なあつれきが存在する。

 なおロヒンギャ族は、バングラデシュにおいても不法滞在者として冷遇されている。国境をまたいだロヒンギャ族は肩身の狭い思いをさせられている。

(T)

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sekai_no_1 at 11:46│Comments(0)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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