2012年07月09日
時代の変化の波頭
人口約7000万人とそれなりの人口規模があり、親日国でもあるミャンマーは「東南アジア最後のフロンティア」とされ、参加者も中小企業家など約500人とこれまでにない人数を数えた。実業界の期待値の高さがにじみ出るような熱気ぶりだ。
欧米諸国の長かった経済制裁による停滞の時代を経て、大きく伸びようとする国ならではの勢いを感じる。
これは90年代半ばの中国諸都市や2000年代初頭のカンボジア、ラオス投資セミナーの熱気と似通っており、新興国ならではの高揚ぶりが垣間見える。発電ビジネスや道路、鉄道、橋の建設などインフラ建設需要を狙った大企業や安い労働力を武器に廉価な衣料製品を作り出す縫製産業や靴のメーカーなどミャンマーはゴールドラッシュのような時代を迎えている。
なお同セミナーで驚かされたのは、政府側の人間があえてアウン・サン・スー・チー氏の写真を登場させて投資環境を説明させたことだ。今までの政府サイドのセミナーでは考えられなかったことだ。
無論、スー・チー氏がこれまで海外からの投資をしないようにとの方針を撤回し、積極的投資容認に変更したことを政府が強調したかったわけだが、それでも時代の変化の波頭を見た思いに駆られた。
(T)
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欧米諸国の長かった経済制裁による停滞の時代を経て、大きく伸びようとする国ならではの勢いを感じる。
これは90年代半ばの中国諸都市や2000年代初頭のカンボジア、ラオス投資セミナーの熱気と似通っており、新興国ならではの高揚ぶりが垣間見える。発電ビジネスや道路、鉄道、橋の建設などインフラ建設需要を狙った大企業や安い労働力を武器に廉価な衣料製品を作り出す縫製産業や靴のメーカーなどミャンマーはゴールドラッシュのような時代を迎えている。
なお同セミナーで驚かされたのは、政府側の人間があえてアウン・サン・スー・チー氏の写真を登場させて投資環境を説明させたことだ。今までの政府サイドのセミナーでは考えられなかったことだ。
無論、スー・チー氏がこれまで海外からの投資をしないようにとの方針を撤回し、積極的投資容認に変更したことを政府が強調したかったわけだが、それでも時代の変化の波頭を見た思いに駆られた。
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