2012年07月16日
広がるレジ袋禁止
フィリピンから
マニラ首都圏では買い物などに使うレジ袋を禁止する動きが広がっている。これは環境保護の意味もあるのだが、実はもっと身近で切実な問題を解決するためでもある。
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このほど国内有数のビジネス街を擁するマカティ市が、スーパーやレストランなどでレジ袋の使用を全面的に禁止する方針を示した。既に専門の監視チームを組織し、来年の完全実施に向け店舗の従業員や市民への啓蒙活動を開始している。
なぜこれだけレジ袋の規制に自治体が必死なのか? それは雨期に繰り返される洪水に頭を痛めているからだ。ただでさえ貧弱な排水路が路上に捨てられた大量のレジ袋によって容易に詰まり、洪水を悪化させる原因となっているのだ。
フィリピンではサリサリストアと呼ばれる個人経営の小さな売店があちこちにあり、瓶入りの清涼飲料水をレジ袋に移して売る習慣がある。さらにポイ捨てに抵抗のない国民性が拍車を掛け、河川には大量のゴミが浮く始末。人口が増え続けるマニラ首都圏では、このようなゴミ問題は年々深刻さを増しているのだ。
既に首都圏の六つの市がレジ袋の使用禁止を実施する方針を示しているが、どこまで規制を徹底できるかは未知数だ。自治体は紙袋の使用を奨励しているが、湿度が高く、たびたびスコールに見舞われる南国の気候ではちょっと頼りない。日本のように繰り返し使えるエコバッグの利用が期待されるところだ。
(F)
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なぜこれだけレジ袋の規制に自治体が必死なのか? それは雨期に繰り返される洪水に頭を痛めているからだ。ただでさえ貧弱な排水路が路上に捨てられた大量のレジ袋によって容易に詰まり、洪水を悪化させる原因となっているのだ。
フィリピンではサリサリストアと呼ばれる個人経営の小さな売店があちこちにあり、瓶入りの清涼飲料水をレジ袋に移して売る習慣がある。さらにポイ捨てに抵抗のない国民性が拍車を掛け、河川には大量のゴミが浮く始末。人口が増え続けるマニラ首都圏では、このようなゴミ問題は年々深刻さを増しているのだ。
既に首都圏の六つの市がレジ袋の使用禁止を実施する方針を示しているが、どこまで規制を徹底できるかは未知数だ。自治体は紙袋の使用を奨励しているが、湿度が高く、たびたびスコールに見舞われる南国の気候ではちょっと頼りない。日本のように繰り返し使えるエコバッグの利用が期待されるところだ。
(F)
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