2012年07月30日

五輪開幕式点描

英国から

 ロンドン五輪開幕式前半で演じられたアトラクションは、英国の近現代史における大きな革命的出来事を再現したが、その評価はさまざまだろう。北京大会の開幕式に比較すれば、「ロンドンは巨人やスーパーマン、力や権力を選ぶのを拒絶し、その代わりに国民を祝うことを選んだ」(英タイムズ紙)のは明らかで、全体的には好感が持てる内容だった。

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 もちろん、お国自慢的内容がしばしば表に出てくるのはホスト国として当然で、牧歌的田園風景、産業革命の嵐、第2次世界大戦後の「国民医療サービス(NHS)」改革などのパフォーマンスは全世界の視聴者を十分に魅了し得るものだ。

 しかし、1960年代以降に登場してきた英国のポップ・カルチャー、ロックやダンス、カジュアルな男女関係などを演出したパフォーマンスは感動を呼ぶものではなかった。フリーセックスを肯定した退廃的な若者文化を謳歌していることに自己満足しているようだった。

 フィナーレは、歌手ポール・マッカートニーさんによるビートルズのヒット曲「ヘイ・ジュード」で飾られたが、現代英国がいまだにビートルズ世代で支えられているとしたら、英国の国運は停滞したままなのかもしれない。

(G)

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sekai_no_1 at 15:17│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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