2012年10月11日

地球の裏のニッポン

ブラジルから

 ブラジルは、海外旅行を楽しむ機会が増えた日本人観光客にとっても、その人生の中でなかなか訪問する機会が少ない国の一つだ。

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 その理由の一つには、交通手段が挙げられる。米国を経由、もしくは最近はやりの中東経由にしても、経由地で待ち時間を入れれば、ブラジルの玄関口、サンパウロやリオデジャネイロまで丸一日以上もかかる。現地での観光時間を入れれば、それだけの休暇を取れる人は限られる。

 しかし、ブラジルを一度訪れてみれば、長い休暇取得や旅行費用など、高いハードルを乗り越えるだけの魅力がある国だということが分かるはずだ。

 記者が初めてブラジルを訪問したのは13年前のことだが、その時はサンパウロのリベルダージにある日本人街(東洋人街)のホテルに泊まった。ブラジルには、百万人を超える日系移民が住んでいる。

 到着した次の日は日曜日、人ごみの中を駅前広場に向かうと、そこにはなつかしい屋台が立ち並んでいた。売っているのは、焼きそばや大判焼き(太閤焼)、かき氷など。その日見た駅前広場の光景は、記者に強烈な「地球の裏のニッポン」を印象づけた。

 加えて、日系人を含むブラジル人たちのくったくのない笑顔や、温かいホスピタリティー、滞在すればするほど、ブラジルという国の魅力に惹きこまれた。

 ブラジルでは、来年にサッカーのコンフェデ杯、14年にはサッカーW杯、16年には夏季オリンピックが予定されている。世紀のイベントがブラジルで続くこの機会を逃さず、ぜひとも地球の裏の「親日国」を体験してみてほしい。

(S)

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