2012年10月18日

アポがとれない国

ロシアから

 ロシア人が日本人の行動を観察して驚くことは多々ある。その一つが、日本人の「アポイントメント」の取り方。

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 日本人は、1カ月後でも、「○月○日○時に○○で会いましょう」と決めてしまう。「手帳に予定を書き、他の人から会いましょうといわれたら、その日その時間を外せばいいから問題ない」と考える。

 これが、ロシア人から見ると「驚愕」なのだ。彼らは「1カ月後に何が起こるのか誰にもわからないのに、なぜ予定が組めるのだ!」と驚く。

 ではロシア人はどうやって「アポ」をとるのか?まず、「1カ月後の何日に会おう」とは絶対言わない。予定をいれるのは、せいぜい来週までである。それも「だいたい何曜日」とアバウトな約束をするだけで、きっちりとは決めない。そして、その曜日の前日に電話しあうのだが、まだはっきり決まらない。大抵は「明日また電話しよう」ということになる。翌日電話すると、ようやく「大丈夫」となった。

 次は「何時に会うか」決めなければならないが、これもすぐには決まらない。何度か電話しあい、たとえば「午後5時にどこで」ということになった。しかし、5時きっちりに待ち合わせ相手が来ることはない。その時間、相手は事務所でお茶を飲み「そろそろ行こうか」などと考えていることが多いのだ。

 ロシアに来たばかりの日本人は、この国のルーズな時間感覚についていけず発狂しそうになる。そうはいっても、一人でロシア人全員の習慣を変えることはできないから、結局自分が「慣れる」しかない。そして、1年もすると、「日本は時間にうるさくて窮屈だから帰りたくない」などといいはじめるのだ。

(Y)

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