2012年10月22日

渋滞解消ソフト

タイから

 タイの首都バンコクが世界最悪渋滞都市の汚名を着せられて久しい。歴代のバンコク都知事の公約は決まって「渋滞の解消」であり、そのため交通インフラの再整備を掲げ続けてきた経緯がある。

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 そのため地下鉄も高架鉄道も整備され、バスや自転車の専用レーンも一部設けられた。だが、渋滞は洪水と同じだ。いくら排水溝を整備しても、上流から押し寄せる雨水がひっきりなしだと効力は乏しい。

 歩くのはもともと嫌いではない。バンコクで、渋滞に巻き込まれて、車の中でただじっとしているより、歩いた方がよほど健康にもいい。だがそろそろ乾期に入るバンコクでも日中、ブラブラ散歩しようものなら、それこそ15分でフラフラになろうというものだ。

 そもそもタイ人は長時間の歩行というものを嫌う。車がなくてもバイクタクシーかバスを使う。バンコク市内で、てくてく歩いている姿を見るのは、欧米人かバックパッカーぐらいだ。そのタイ人の生活習慣が、ますます渋滞の足を引っ張る。

 それでも最近、日本企業から小さな朗報が届いた。豊田通商が独自に設置したGPS(全地球測位システム)情報を基に交通渋滞を分析してユーザーに配信しようというのだ。道路状況の込み具合を5分ごとに更新し、ユーザーに的確な道路状況を知らせることで迂回路の選択など迅速な対応を促す。ユーザー数が増加すれば、渋滞の最後部に付く車両を事前に減らすことも可能なことから、渋滞そのものの緩和効果が期待できるという。

(T)

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sekai_no_1 at 13:17│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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