2012年11月19日

死刑復活求める声も

フィリピンから

 若い女性が被害者となった惨殺事件を受け、死刑復活をめぐる議論が再燃している。フィリピンでは、カトリック教会の強い影響もあり、アロヨ政権下の2006年に死刑は廃止されている。

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 事件はマニラ首都圏近郊のカビテ州で起きた。被害者は大学を卒業したばかりの20歳の女性で、帰宅するためにトライシクルと呼ばれるサイドカー付きのバイクタクシーを利用したところ、その運転手によって人けのない場所に連れ込まれ、全身を49カ所も刺されて殺害された。容疑者として逮捕された兄弟は、事件当時、薬物を摂取していたことが分かっている。

 この凄惨な事件をきっかけに、被害者の家族や犯罪防止を呼び掛けるグループからは、死刑の復活を望む声が高まっている。しかし大統領府は、「死刑復活が議論される前に司法システムの改革が必要」と指摘し、死刑の復活には反対を表明。まずは司法界にまで蔓延する腐敗体質の一掃が先決との姿勢を示した。

 死刑の復活によって、このような事件が減少するのかは議論が必要なところだが、犯人に極刑を求める家族の気持ちは、子供を持つ親なら誰でも同じだろう。

 これから本格的なクリスマスを迎えるフィリピンでは、強盗などの犯罪が増加する季節でもある。警察当局には、このような悲劇が繰り返されないよう、社会に蔓延する違法薬物の取り締まりをさらに徹底してほしいところだ。

(F)

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sekai_no_1 at 11:48│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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