2012年12月10日
犯罪者の楽園と化す刑務所
このほどマニラ首都圏近郊のモンテンルパ市にあるニュービリビッド刑務所内で、手榴弾が爆発し6人の受刑者が負傷する事件があった。この刑務所は犯罪シンジケートやギャング団のリーダーなど、重要犯罪者を収容する刑務所で厳重な警備で知られていた。しかしこの事件で、事もあろうに手榴弾が刑務所内に持ち込まれるという大失態が浮き彫りになったのだ。
この事件に激怒した司法長官の命令で、刑務所内の調査を改めて実施したところ、何と持ち込み禁止となっている、スマートフォンやノートパソコン、インターネット接続用の機器。果ては高級酒やエアコンなどが押収され、一部の収監者が外界と変わらない優雅な生活を送っていた実態が明らかとなった。
つまり有力な犯罪組織のリーダーは、その資金力に物を言わせ刑務所内でも快適な生活を送り、電話やインターネットを通じて外の仲間に指示を出し、犯罪活動を続けることが可能だということだ。
もちろんこんな生活は、刑務所関係者の協力や黙認がなければ成り立つはずもなく、司法長官は刑務所の所長や看守をはじめとする、全ての職員の総入れ替えを命じた。
こんな実態だから、いつまでたっても犯罪組織の壊滅などできないわけである。
(F)
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この事件に激怒した司法長官の命令で、刑務所内の調査を改めて実施したところ、何と持ち込み禁止となっている、スマートフォンやノートパソコン、インターネット接続用の機器。果ては高級酒やエアコンなどが押収され、一部の収監者が外界と変わらない優雅な生活を送っていた実態が明らかとなった。
つまり有力な犯罪組織のリーダーは、その資金力に物を言わせ刑務所内でも快適な生活を送り、電話やインターネットを通じて外の仲間に指示を出し、犯罪活動を続けることが可能だということだ。
もちろんこんな生活は、刑務所関係者の協力や黙認がなければ成り立つはずもなく、司法長官は刑務所の所長や看守をはじめとする、全ての職員の総入れ替えを命じた。
こんな実態だから、いつまでたっても犯罪組織の壊滅などできないわけである。
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