2012年12月17日

「天使の歌声」の新拠点

オーストリアから

 「天使の歌声」と呼ばれる「ウィーン少年合唱団」はこれまでリハーサルができるホールがなかったが、新しいコンサートホールがついに完成した。

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 9日のオープンで、オーストリア人指揮者フランツ・ウェルザーメスト氏率いるウィーンフィル・オーケストラとの記念コンサートが開かれたばかりだ。

 新しいコンサートハウス建設計画は2007年12月10日に正式に承認されたが、合唱団の拠点であるウィーン市2区の区民が環境・交通機関の悪化、歴史的建造物の保護などを理由に建設に強く反対、合唱団と区民の間でホットな文化闘争が展開されてきた。一時期、新ホール建設計画が暗礁に乗り上げるのではないかと懸念されたほどだ。あれから5年、12月9日、ようやく新コンサートホールのオープン式を迎えたわけだ。

 アウガルテン宮殿内に建設されたホールは、総工費約1500万ユーロ、地下1階、地上2階の近代的建物。最新の舞台装置を完備し、舞台の広さは12×9メートル、ホール座席数は400席だ。

 合唱団だけではなく、「子供劇場」側も利用することになっている。そのため、新コンサートホールの呼称は「MuTh」。Musik(音楽)とTheater(劇)を一緒にした名前だ。

 ウィーン少年合唱団には10歳から14歳までの約100人の少年が所属し、4コーラス団に分かれている。各コーラス団は「アントン・ブルックナー」「ヨーゼフ・ハイドン」「ウォルフガング・モーツァルト」、そして「フランツ・シューベルト」といった世界的作曲家の名称で呼ばれる。4コーラス団は国内や海外で年平均300回のコンサートに参加する。

 オーストリアは少子化傾向が著しく、外国出身の少年の数が増えてきた。その数は現在、全体の約20%。作曲家フランツ・シューベルトも合唱団のメンバーだった。

(O)

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sekai_no_1 at 14:04│Comments(0)TrackBack(0)ヨーロッパ 

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