2013年01月03日

アルマジロとエコカー

ブラジルから

 ブラジルW杯のマスコットは、ミツオビアルマジロの「フレコ」だ。アルマジロは、日本では動物園以外では馴染みのない動物だが、ブラジルでは、自然体験型のツアーなどに行けば簡単に見ることができる。

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 記者も、昨年、世界遺産パンタナールへの取材を行った際には、宿泊先の農場ホテルの裏庭で、アルマジロを一日中観察することができた。

 アルマジロは、重そうなものを背負っている印象と違ってかなり俊敏に動く。しかし慣れてくれば、実際に手で触わることもできる。同時期に宿泊していたブラジル人ツーリストの子供たちは、「アルマジロに触わった」と大喜びだった。

 パンタナール取材後、アルマジロに関して情報を集めてみて驚いた。ブラジル固有種のミツオビアルマジロは、絶滅危惧種の「イエロー(危急)」に指定されているのだという。

 経済成長著しいブラジルで農地開発が進み、とくにエタノールの原料「さとうきび」の生産拡大のために多くの耕地が開発された。それと共にアルマジロが住むことができる草原は、この10年で半減しているとも言われる。

 シコ・メンデス自然保護財団は、最新の報告書で、アルマジロ保護に積極的に動かない場合、今後半世紀以内にアルマジロが「野生絶滅」近くにまで追いやられると警告している。

 エタノールで走るブラジル版「エコカー」と自然保護、両立する道はないものだろうか。

(S)

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