2013年01月21日

「換率」に泣き笑い

韓国から

 こちらでは為替レートのことを「換率」と呼ぶ。自国・外国通貨の交換比率の略語、合成語だが、天気予報と並んでニュースの時間には欠かせない情報となっている。

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 輸出主導型経済のためか「換率」に敏感な人が結構多いが、昔から気になっていることがある。ウォン高を「換率が下がった」、ウォン安を「換率が上がった」と表現するのだ。

 例えば1ドル=1000ウォンが1ドル=900ウォンになればウォンの価値が上がるのでウォン高だ。しかし韓国人はウォン表示の数値が下がるのを指して「換率が下がった」と言う。価値が上がったのに「下がった」と言うのは紛らわしくないか。残念ながら納得のいく説明をしてくれた韓国人にまだ会えずにいる。

 ところでここ数カ月、ウォンの対円レートが下がり続けているのが話題だ。ソウル駐在の日本人特派員たちと会うと「給料がどんどん目減りしてますね〜」というのがあいさつ代わり。みな円建てで本社から送金してもらっているためだ。

 こちらに赴任してきた頃、やはり円の対ウォンレートは下り坂だったが、その後、超円高時代が到来。

 韓国人記者から「給料が2倍になっていいですね」と言われたこともある。

 韓国の場合、現在のような円安ウォン高が続くと輸出企業が悲鳴を上げだす。日本と取引をしている知り合いの中小企業社長も「換率が急下降(ウォン高)しても日本での販売価格を動かせないため、為替差損が発生し頭が痛い」とぼやいていた。

 円安ウォン高は「強い日本」の復活を懸けた安倍首相が主導している「安倍ノミクス」のせいだとする論調も見られる。タカ派で歴史を反省しないという「安倍アレルギー」が経済分野まで飛び火しまいか心配だ。

(U)

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sekai_no_1 at 14:52│Comments(0)TrackBack(0)韓国・北朝鮮 

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