2013年02月04日

宇宙開発のライバルは北?

韓国から

 人工衛星搭載ロケット「羅老号」の打ち上げ成功に韓国が沸いている。開発から10年、2度の失敗と2度の延期を経ての悲願達成だ。翌朝の各紙1面には「宇宙の門を開いた」「スペースクラブ入り」などの文字が躍った。

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 韓国の衛星打ち上げには北朝鮮との不思議な因縁がある。最初は1998年に北朝鮮が初めて発射した長距離弾道ミサイル「テポドン1号」だ。結果は失敗だったが、韓国はこれに大いに刺激され、開発に拍車を掛けるようになったといわれる。

 北朝鮮は計4回の発射失敗、韓国も失敗・延期合わせて4回。昨年12月、北朝鮮が5度目の挑戦でようやく自他共に認める一定の成功を収めると、今度は韓国が5回目の試みで打ち上げ・分離・衛星軌道投入の全てに成功した。

 誰もが分かっているように北朝鮮はミサイル射程を伸ばす軍事目的、韓国は科学衛星による宇宙の平和利用で、比べる必要はないはずだが、打ち上げ成功後、総指揮官は「もう少し頑張っていれば北朝鮮より先に打ち上げられたのでは」と悔しさをにじませた。北朝鮮にライバル意識を燃やしていたのだ。

 打ち上げ直後の記者会見でも、自国で衛星打ち上げを達成したのは世界で10番目か11番目か、との質問が飛び出した。仮に、いまだ衛星からの受信が確認されずにいる北朝鮮を認めなければ、めでたく「ベスト10入り」となる。

 韓国は核心の1段目ロケットがロシア製、一方の北朝鮮はほぼ自力でミサイルを開発。両者は同じ技術で飛ばすが、韓国は北朝鮮に5〜8年遅れているという。もはや経済力をはじめ圧倒的優位にある韓国も、宇宙開発ではまだ“北コンプレックス”なのだ。

(U)

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