2013年02月07日

マイナス20度の日

ロシアから

 東京とモスクワ、一番の違いは、冬の「気温」である。東京は、冬でも日中マイナスになることはまずない。モスクワでは逆に、冬の日中プラスになることは、メッタにない。もし、冬の昼間プラスになれば、「暖かいな〜」と感じる。

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 それが3日も続くと、ロシア人は文句を言い始める。「こんなの冬じゃない!暖かすぎて気分が悪くなる!」と。

 では、モスクワ市民にとって、冬の「適温」とは何度なのか?日中マイナス10度前後であれば、「快適」だとか。では、マイナス20度だとどうなのか?これは、日本人には耐え難い気温で、「できるだけ外に出ない」モードになる。

 しかし、ロシア人は違う。最近マイナス20度になった日、近所の池には、大群衆があった。皆「ソリ遊び」をしているのだ。

 子供たちはそれこそ「大喜び」で、祭りのように大騒ぎしている。付き添ってきた大人たちも、我慢できなくなったのか、自分もすべって喜んでいる。

 驚いたのは、どうみても2歳くらいの小さな子供たちがたくさんいたこと。大人たちは、幼児を、雪に埋まった池の土手から、凍結した池の表面まで、ソリですべらせている。幼児も、泣くでもなく大笑いしてすべっている。

 そういえば、ロシア人は、日本人に比べて逆境に強い。会社をクビになったら、「ちょっと旅行に行こう」と考えるタフで気楽な民族なのだ。

 「ロシア人の強さは、極寒の日に大喜びしてはしゃぐことで培われるのではないか」。マイナス20度の日に、そんなことを考えていた。

(Y)

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