2013年02月18日

青瓦台からの贈り物

韓国から

 李明博大統領もあと1週間で退任となる。竹島(韓国名・独島)上陸などでソウル常駐の日本人特派員たちを驚かせたこともあったが、一つ評判だったのは李大統領になって青瓦台(大統領府)が旧正月と旧盆の年2回、特派員たちに贈り物を送ってきたことだ。

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 もち米や小豆、カタクチイワシ、トック(韓国餅)の詰め合わせなどいつも結構な特産品を頂いた。日本や中国の特派員たちは食文化が近いので口に合い、調理の仕方も分かるが、西洋系特派員たちはどうしていたのだろうか。今になって妙に気になりだしている。

 ところで昨年の旧盆、その贈り物が届かなかった。あとで確認したら担当者が「前任者のミスでした」。ところが今年の旧正月もいつも配達日時を確認する宅配運転手からの電話が入らなかったので担当者に聞くと「確認します」。だが数日たっても連絡がない。

 しびれを切らして事務所の韓国女性スタッフに電話してもらうと「私ができる範囲内ではやるべきことはやりました」という返事。負けじとスタッフが「日本人として韓国で不愉快な思い」と切り返すや、それに刺激されたのかようやくあちこち手配してくれたようで、無事贈り物は届いた。

 1度ならず2度目のことだったので「次はこのようなことはないですね」と尋ねると、先方は「李大統領の任期までですから次の時は私はいません」。最後まで弁明が続いた。

 執念(?)で届いた李政権最後の贈り物は、大統領のシンボルマークである鳳凰の文様が刻まれた伝統陶器飯碗などの夫婦セットだった。裏底は大統領夫妻の署名入りだ。食事をするたびにVIPになった気分に浸れるが、一方で電話でやりとりしたあの担当者のことが頭に浮かんできそうで、まだ当分使わないことにしている。 

(U)

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