2013年02月21日

渋滞都市サンパウロ

ブラジルから

 世界第4位の自動車大国に成長したブラジル。近年、交通渋滞は、ブラジル各地の大都市で見掛ける光景になった。サンパウロ市の渋滞ぶりは今や同都市の名物と言ってもおかしくないものだ。特に、朝夕の出退勤と重なる時間帯の交通渋滞ぶりはすさまじいもの。この時間帯を前後した待ち合わせ等には、十分な移動時間を考慮に入れないと、とんでもないことになる。

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 記者も、通常なら短時間で到着するはずの取材場所に、渋滞や事故が重なって予想以上に時間がかかり、移動中に冷や汗をかいた記憶は少なくない。

 地下鉄を使うにしても東京などに比べて地下鉄網が充実しているわけではない。その混雑ぶりも、時間帯と使用駅によっては、東京のラッシュアワーを凌ぐほど。さらに、強盗事件などが少なくないため、荷物を持って移動する場合のセキュリティーなども考慮すると、サンパウロ市内の移動にはクルマが欠かせない交通手段となっている。

 そのクルマも、新車を買えば、各種税金により車両価格は日本の2倍近く、ガソリンの値段も日本とそれほど変わらない(ブラジルは原油輸出国)。おまけに、サンパウロ市内では、渋滞緩和のための条例として、ナンバープレートの末尾番号で路上を走ることができる曜日と時間帯が決められており、いつでも自由に自家用車が使えるわけではない。

 以前、日本のテレビ番組で、サンパウロで働くビジネスマンや富裕層にヘリコプターの人気が高いと紹介されていた。確かに、サンパウロの交通事情を経験すると、市内の空を自由に行き交うヘリコプターに憧れる気持ちはよく分かる。

(S)

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