2013年03月28日

日系移民と野球

ブラジルから

 2013ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、「侍ジャパン」は善戦むなしく準決勝で敗退した。しかし、侍ジャパンが対戦した試合にも、数多くのドラマが生まれ、野球ファンを魅了した。特に、ブラジル戦と台湾戦は多くのファンの心に強く刻まれたのではないだろうか。

★ 続きを読む前に、ご協力お願いします! ⇒ 人気blogランキングへ


 ブラジルの野球のルーツをたどる時に欠かせないのが、日系移民の存在だ。100年を超える歴史を持つ日系移民は、日本から遠く離れた入植地に野球の道具を持ち込み、入植地対抗などの試合を組んだ。

 ブラジル・サンパウロの東洋人街にある「ブラジル日本移民史料館」には、戦前・戦後を通じて野球を楽しんできた移民の様子を伝える写真や道具、対抗戦の優勝旗などが飾られている。

 野球は、今でも日系移民入植地を中心に、ブラジルの多くの地域で楽しまれている。主な日系移民入植地には、必ずと言っていいほど野球場があり、毎週末には、子供から大人まで多くの人々がソフトボールや硬式野球を楽しんでいる。

 野球はサッカーとは違い、ボール以外にも多くの道具や施設、設備を必要とする。そのため、日系社会は野球を始めたいという子供たちに、無償で道具などを貸与することも行っており、その他の費用を負担している地域も少なくない。

 ブラジル国内では、未だプロリーグさえも存在しない「野球(ベースボール)」だが、米国や日本で活躍するプロ選手も次第に増えており、近い将来、ブラジル代表が、WBCで日本の前に強敵となって立ちはだかる日が来ることを楽しみにしている。

(S)

★ これは面白い、と思った方はクリックを!! ⇒ 人気blogランキングへ


トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

電子ブック
シベリア鉄道見聞録 ウラジオストクからモスクワまで、「ロシア号」6泊7日同乗ルポ! ほか電子ブック多数!
メルマガ

このブログは、メルマガ「ワールド・ニューズ・メール」と連携しています!


Profile
世界日報社
日刊紙を発行する新聞社。世界各地に特派員を配置し、海外情勢とオピニオンにめっぽう強い。日本初の電子新聞も運営中。
QRコード
QRコード
最新コメント
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ