2013年04月08日

北部に大型カジノ構想

ベトナムから

 ベトナム北部の観光地ハロン湾があるクアンニン省に、大型カジノを建設する計画が持ち上がっている。伝えたのは4月1日付のベトナム各紙だが、エイプリルフールのだまし記事ではない。

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 建設地はバンドン経済特区内の1800〜2000ヘクタールの土地で、地元政府は2015年までに40億ドルを投資し、大型カジノリゾートを建設する計画を立てている。同特区内には五つ星ホテルや27ホールのゴルフ場の建設も予定されているという。

 「チャイナ+1」の最有力候補であったベトナムは、商都ホーチミンだけでなく、中部のダナンや北部のハノイ、ハイフォンと大規模な経済特区による発展が続いた。

 ただ、縫製だとか靴、玩具といった労働集約型産業だと低賃金労働による競争力は強いが、中小企業がまだ育っていない。このため、込み入った機械産業となると、部品の現地調達率は20%でしかなく、中国の70%に比べて輸送費など部品調達コストがばかにならず、国際競争力はがたんと落ちてしまう。

 それに比べ地元にキャッシュが落ちる観光産業はいい。ニャチャンやハロン湾など世界有数のビーチリゾートを誇るベトナムの地政学的メリットを十分に活かせる道でもある。

 わけてもベトナム政府が関心を払っているのが、同国の経済成長を後押しし「ドル箱」となる大型カジノの誘致だ。

 ラスベガスを抜き去り、今や世界一のカジノ王国となった北のマカオと、世界一の座を抜き去ろうと虎視眈々と狙っているシンガポールに挟まれたベトナムは、アジア第3のカジノビジネス・デビューの日を待ち焦がれている。

(T)

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sekai_no_1 at 11:27│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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