2013年04月15日

相次ぐ子供の行方不明事件

フィリピンから

 このところマニラ首都圏で、子供が相次いで行方不明となり、市民に大きな不安を与えている。既に何人かは発見され両親の元に戻ったが、現在も行方不明になっている子供は3人ほど。いずれもマニラ首都圏の自宅周辺から忽然と姿を消した。

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 両親たちの不安をさらにあおったのが、マニラ首都圏近郊で発見されたある子供の遺体だ。遺体の臓器が失われており、臓器売買を行う犯罪組織が誘拐を行っているとの臆測が広がった。しかし警察が調べたところ、遺体の損傷は野犬などによって食べられたもので、死因も事故の可能性が高く、一連の行方不明事件とは関係ないと結論付けられ、臓器売買を行う犯罪組織の暗躍も否定された。

 一連の行方不明事件が注目されたのは、地元テレビ局による報道が大きい。子供がいなくなった両親が、まず助けを求めたのが警察ではなくテレビ局だったのだ。一般市民にとっては、腐敗した警察よりもメディアの方が信頼できる存在であるようだ。
 面目丸つぶれの警察だが、連日の報道と市民の不安の声に押される形で、行方不明の子供を捜す特別捜査チームを設置。子供が行方不明になった時、テレビ局に駆け込むのもいいが、まずは最寄りの警察にも報告するよう呼び掛けた。

 とはいえ、依然として腐敗した警官のニュースは後を絶たず、市民にとって警察はあまり関わりたくない組織だ。こういった事情が、市民からの情報提供が重要な行方不明事件の解明をさらに難しくさせる一因になっているような気もする。

(F)

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sekai_no_1 at 08:50│Comments(0)TrackBack(0)アジア 

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